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未知へのシュプール   

     - Biography of a skialpinist-

2019 Sept. 朝日連峰・荒川毛無沢右俣

 奥利根のレアもの・割沢の次になぜか登れずにいた下田河内・ガンガラシバナ~割岩沢の周回を首尾よく済ませ、欲が出てきました。そろそろ本命をやろうかなと・・・。ターゲットに選んだのは朝日・荒川の毛無沢右俣。この沢の記録は登山体系にある1980年代初頭のずんべの初遡行と近年は2009年8月の名古屋ACCのみ(彼らは下部は全巻き)。ここを雪渓消えが期待されるであろう秋口に果たして本谷通しで取り付けるか、そして連バク帯が続くと言われる滝登りがどの程度試せるか、不確定要素の高いこのルートには課題はまだ在る。
 結果は・・・大当たりだった。本谷ゴルジュの堅牢な側壁に弱点を見出し、中間部のトイ状の滝を除いてあとはすべての滝が登れた。本谷ゴルジュから続く下部連バク帯は標高差300m以上途切れることはない。嬉しいかな、好意的な滝も多く花崗岩にハーケンが歌う。久しぶりに野性味と心地よい緊張感を味わった会心の山行になった。登った滝の数は過去最高、通算第3登だろうか。

毛無2
毛無沢本谷F1

毛無3
右俣中間部の連バク帯

毛無しブログ4
まだまだ続く滝

初日のアプローチは本谷ゴルジュ経由。このゴルジュ、常に崩壊していて危険、長居は無用だ。ロープ使用の滝2本で右俣の50mの出合滝が見える地点へ。水線付近は側壁立ち過ぎで登れない。やや下部にスラブ状ランぺラインを見いだしゴルジュを脱出。さらに直上+トラバース、懸垂で右俣F1、50m滝の落ち口上へ。ここから標高差200mの蓮バク帯を一気に、下から合計15P登って夕暮れまじか、左岸上部にあがり草付きのわずかなスペースでビビ。
2日目は唯一のぼれないトイ状の滝を巻いて懸垂で沢身へ。ここからフリーとロープ使用10Pを越える登攀で袖朝日岳稜線直下150mまで。あとはロープをしまってヤブコギ少しで稜線へ。最後まで登攀系の沢で充実しました。
毛無ブログ1
毛無沢出合から袖朝日まで標高差950m、ピッチグレードA1,4+ グレード4級上。三つ星。
これで、無雪期も完全復活と言えるかな。サリュ!








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  1. 2019/10/12(土) 15:46:21|
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