未知へのシュプール   

     - Biography of a skialpinist-

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2012-13シーズン総括

6月第二週の富士山をもって今シーズンの山岳スキー活動を無事終了しました。お陰様で今シーズンはパウダー季と春にいくつかの印象的なスキー滑降を記録することができました。

奥又白1
GW前穂高岳東壁Dフェイス直下にて。


<2012-13シーズンの主な成果>
・針ノ木岳東面マヤクボルンゼ(11月下)
この時期としては絶好のコンデションの中、針ノ木のスティープを先ずは一本、馴らし滑走。さい先良いスタートをきれた。

・谷川岳マチガ沢4ノ沢(12月下)
めまぐるしく変わるスノーコンデションとアーリーシーズンに伴う地形バリエーションの中、的確なライン取りで滑り切った満足感が印象的だった。

・乙妻山北面東大門沢(2月初、厳冬期初滑降)
以前から狙っていた乙妻北面、今回ようやく滑降を収めた。そして登り返しの理想的なライン取りと北東斜面への継続滑降。乙妻での新しいワンデイツアーを開拓できた。

・高妻山東面高妻沢本谷Bルンゼ(2月初、初滑降)
戸隠エリアのジャイアント。高妻東面のバリエーションラインの開拓に成功。予想以上に素晴らしいライン。雪質も抜群だった。帰路で梯子尾根に登り返すラインも見出せた。


・那須・朝日岳南東面くの字沢(2月上、厳冬期初滑降)
滑降情報の極めて少ないエリア。この朝日岳のスティープラインは以前からチェックしていた。懸念された雪はしっかりついていた。ラッペルエントリーと最上部のノ-ル地形、アルペン的な門の聳える立派なルンゼに魅了された。那須のベストスティープラインであろう滑降に大満足だった。


・木曽御岳・継子岳マイアシュート(バリエーション)(2月下、厳冬期初滑降)
厳冬期のおんたけ。寒気と強風が吹き荒れる過酷な世界。4回目のトライでようやく一本落とせた。
露出度の高いオープンからパウダーの吹きだまるビッグシュートにスプレイを飛ばした。最高!


・焼岳中堀沢(3月初、初滑降)
上堀沢の次の課題として何度トライしたことか。お雛様の本日、ようやくチャンスが訪れた。
リッジからの高度感が見事。スラフ処理をしながら素晴らしいパウダー滑降を満喫した。


・乗鞍・里見岳北壁3ルンゼ(3月上、初滑降)
乗鞍のスティープライン、誰も知らないであろう里見岳北壁。この空白地帯についにファーストトラックを刻んだ。未知のエリアということも含め、今季厳冬期のベスト滑降になろうか。最高のコンデションを掴めた。


・黒部横断(日向山ゲート~針ノ木峠~蓮華岳蓮華沢~黒部湖(平)~ザラ峠~湯川谷~立山駅)(3月中、蓮華沢初滑降)
13回目の黒部スキー横断成功。今回はクラッシクなザラ峠越えに+アルファーを付け加えた。未知の蓮華沢を滑降できて満足。

・小蓮華山直登ルンゼ(3月下)
またしても小蓮華の新ラインはお預け。2度目の直ルンはハードバーンに新雪が張り付いた、やや難しいコンデションだった。

・白馬岳白馬沢左俣(3月下)
3月中に是非とも滑りたかった左俣本谷。なかなか難しいコンデションだったがうまくラインを選び滑り切った。


・五竜岳東面B沢(4月中)
五竜からのスティープクラシック。スキー場ボトムからのロングラッセルとリッジクライムの末にたどり着いたB沢の滑降は十分に満足のゆくものであった。

・蓮華岳大沢右俣(4月下)
悪天の中、なかなかの雪質の大沢を滑降。


・南岳東壁(5月初、初滑降)
たぶん誰一人として触れたことはないであろうヒマラヤ襞の美しい東壁。積年の課題をようやく成就。今季のベストスティープ滑降。

・前穂奥又白本谷B沢(5月初、3rd ski descent, (2001 first))
2001年に初滑降したラインを再訪。C沢を滑る予定だったがコンデションが悪く、B沢に変更。北尾根3.4のコルからの滑降斜度は50度オーバー、東壁直下のトラバースからB沢滑降と変化に富むダイナミックなラインを満喫した。

・小蓮華山南面左ルンゼ(5月中、2nd ski descent)
厳冬期を含め、ずいぶんとトライしたが果たせなかったライン。連休前半に滑降シュプールが付いているのを発見しモチは下がるが、気を取り直して再トライ成功。ルンゼらしいラインでした。

・笠ヶ岳穴毛谷7ノ沢(5月中)
亡くなった岳友、篠崎さんへの追悼滑降。故人の厳冬期笠ヶ岳初滑降の偉業はここに永遠に刻まれました。

・白馬岳2号雪渓(5月下)
杓子北東ルンゼ1を狙ったが、コンデション悪く2号雪渓へ。最上部エントリーから今季ラストスティープを堪能した。


<使用ギア>
板:ディナフィット・ムスターグアタ、ベクター・コルドバ、ブラストラック・ブレイザー、アルマダTST、ロシ・スーパー7
ビンディング:ディナフィット・TLTシリーズ各種
シール:ポモカ・ガイド
ストック:BDウイぺット、カーボン
ブーツ:ディナフィットTLTパフォーマンス、バルカン、ZERO4
ウェア:パタゴニア(ソフトシェル、ハードシェル、ナノパフ)
パック:モンベル・ランドナーパック他

<フォトグラファー>
松岡祥子、須藤正雄、廣光佑亮

サポートして頂いた関係諸氏に感謝致します。




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  1. 2013/06/06(木) 13:25:55|
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  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
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